受付突破率が劇的に上がる「用件の伝え方」完全解説
はじめに
テレアポにおいて「受付で止められるか/担当者につながるか」はトークの上手さ以前に、“用件の伝え方”で8割決まると言っても過言ではありません。
本記事では、よくある「うまく話しましょう」「感じよく対応しましょう」といった抽象論ではなく、**受付という役割・判断構造を前提にした“実務ベースの考え方”**を解説します。
なぜ受付は「用件」を厳しく聞くのか
多くの営業担当者が勘違いしているのが、受付=営業を断る人という認識です。
実際には、受付の役割は以下です。
・不要な電話を担当者に回さない
・社内の時間と集中力を守る
・判断材料がないものは「止める」
つまり受付は「判断できない用件」を嫌います。
逆に言えば、
「判断しにくい」「判断基準に当てはまらない」用件は、受付をすり抜けやすいということです。
受付突破できない人が無意識にやっているNGな用件
受付で止められやすい用件には、共通点があります。
よくあるNG例
・「サービスのご案内です」
・「営業のお電話です」
・「求人のご案内です」
・「お時間いただけますか?」
これらはすべて受付が“不要と判断しやすい”用件です。
理由は簡単で、
・内容が抽象的
・社内で優先されにくい
・断っても問題が起きない
からです。
受付突破率が上がる用件の共通点
一方で、受付突破率が高い用件には、明確な共通点があります。
突破しやすい用件の特徴
・受付が内容を評価できない
・社内の誰が判断すべきか迷う
・「一度つないだ方が安全」と感じさせる
ポイントは“納得させる”のではなく、“判断させない”ことです。
「言う内容」より重要な“伝え方の設計”
受付突破がうまい人は、話術が上手いわけではありません。
やっているのは、用件の「中身」ではなく「見せ方」の設計です。
具体的には、
• 目的を言い切らない
• 判断軸を渡さない
• 社内案件のように聞こわせる
この3点を意識するだけで受付の反応は大きく変わります。
実務で使える用件パターン3選
パターン①:既存接点がある体
「以前お送りした件で、確認したいことがありまして、〇〇様いらっしゃいますか?」
「営業」とは言っていないが、受付は“確認事項”を止めにくい。
パターン②:社内判断が必要そうな体
「採用に関して一点、ご確認いただきたい件がありまして。」
採用関連は受付が独断で断りにくい領域です。
パターン③:目的をぼかす体
「少し込み入った件で、直接〇〇様にお話ししたくて。」
内容を言わないことで、受付は判断材料を持てなくなります。
受付突破を安定させるために必要な考え方
受付突破が安定しない原因の多くは、トークではなく考え方にあります。
重要なのは、
・受付を説得しようとしない
・正直すぎない
・最短で判断を“担当者側”に戻す
受付は敵ではありません。
役割を理解し、判断を預けない設計をするだけで、突破率は安定します。
まとめ
受付突破の本質は、「うまく話すこと」ではありません。
・用件をどう“見せるか”
・受付に何を判断させないか
・担当者につなぐ構造を作れているか
この3点を押さえるだけで、受付突破率は劇的に変わります。